病弱な人が医療の世界で働くときの職場選び

 自分の身体が弱いこともあって医療に興味を持ち、看護師となって働く道を歩むという人もいます。
こういった人はもともと体力もないことが多いため、病院での激務に身体がついていかないことを懸念してクリニックで働くということを選びがちです。
クリニックに勤めていると夜勤もなく、毎日定時で働くことができる現場が多いため、身体が弱い人でもしっかりと働いていくことができます。

 しかし、こういった際に問題となることがあるのは身体が弱いことから患者から病気をもらってしまいやすいということです。身体が弱いというのが病弱という意味の人にとってはクリニックは危険な場所とも言えます。
どんな原因かわからないけれど体調の悪い人が集まるところであり、そういった患者を目の前で相手にしなければならないのが看護師だからです。
医療従事者が患者から病気をもらって広めてしまっては本末転倒になってしまうことからマスクや手洗いうがいの励行などが行われていますが、忙しいとつい忘れてしまってうつされてしまうということもあり得るのです。

 もともとそういった心配がある人は同じクリニックでも感染のリスクが少ない仕事先を選びましょう。内科には風邪を代表とした感染症を持って訪れる人が多いですが、皮膚科や整形外科、美容外科などはそういった危険性の少ないクリニックです。
どういった患者が集まりやすいかということを考えてクリニック選びをすれば感染の心配なく仕事をしていけるでしょう。